純正ECUにカプラーオンで取付け可能なインジェクションコントローラー。
パソコン、スマートフォンを使用し、セッティング済み内蔵MAPの選択、変更、修正が手軽に行えます。弊社独自の各種機能を搭載することで、ビギナーからプロフェッショナルな方まで幅広くご使用頂けます。
対象車両
:Z125 PRO(BR125H-A02621〜A16470)
※2019年以降の車両に関しましては、装着や動作確認を行っていない為、適合外としております。
商品コード:
05-04-0110
FIコン TYPE-X (Z125 PRO用)
販売価格(税込):
76,780
円
ポイント:
3490
Pt
純正ECUにカプラーオン ■プリセットマップ ■アイドリングエリア調整 ■燃料噴射時間調整
純正ECUにカプラーオン
純正ECUに対応するカプラーをコントローラー配線に採用している為、配線の加工が一切必要無く、純正ECUにカプラーオンで簡単に装着出来ます。
プリセットマップ
エンジン仕様に合わせてセッティング済みのマップをEASYモード 13パターン、EXPERTモード 9パターンからお選び頂けます。
お手持ちのパソコン、スマートフォンを使用しセッティングの選択、変更、修正がお手軽に出来ます。
※プリセットマップに対応していないエンジン仕様でご使用の場合は新規マップの作成が必要です。
アイドリングエリア調整
FIコンTYPE-Xは、アイドリングエリア(エンジン回転数 2000rpm以下 4000rpmまでのアクセル開度10%以下のエリア)はノーマルECUの始動プ
ログラムを使用しています。このエリアでは必要に応じてノーマル噴射量に対して増量/減量を行います。
燃料噴射時間調整
アクセル開度5%毎、エンジン回転数250rpm 毎の調整が可能ですのでノーマル排気量からボアアップ車両まで対応出来ます。
点火時期調整 ■無効噴射時間補正 ■エンジン温度補正 ■吸気温度補正設定
点火時期調整
EASYモードの場合、ノーマル点火時期に対し進角、遅角の入力が出来ます。EXPERTモードの場合、記入した数値(上死点前のクランク角度)が点火時期となります。
またEXPERTモードはエンジン温度が高温になりすぎた場合、気化時間や燃焼時間が変化して点火時期に影響が生じるのを補正する「エンジン温度点火時期補正機能」が調整可能です。
無効噴射時間補正
インジェクターに電圧が掛かり、燃料を噴射するまでに多少のラグが存在します。これを無効噴射時間と言います。無効噴射時間は電圧により変化
しますのでバッテリーの状態や発電機能の低下などにより供給される電圧が変わった場合、インジェクターに噴射指令が出て実際に噴射するまで
のラグが変化してしまい、燃料噴射量も変化してしまいます。この様な事を防ぐ為に補正をかけて条件を一定にする設定が可能です。
エンジン温度補正
PGM-FI 油温センサからの入力値によりエンジン温度が適温より低い場合に噴射MAPの値より多く燃料噴射し、エンジンを早く暖め、適温より高温
の場合は低温時よりさらに噴射し燃焼温度を下げる 等の補正が可能です。
吸気温度補正設定
空気は温度により密度が変化しますので吸入温度による空燃比の変化を補正します。
気化時間設定 ■ドエルタイム設定 ■デジタル加速ポンプ ■リアルサーチ機能
気化時間設定(噴射タイミング設定)
インジェクターから噴射された燃料が効率よく燃焼する為の気化時間を設定します。
ドエルタイム設定
トランジスタ点火の場合、点火前にコイルに対し通電ドエルタイム設定 を行います。 この通電時間をドエルタイムといいます。
デジタル加速ポンプ
当製品はTPS 信号を取り込み、アクセル開度の速度を監視しています。アクセルを早く開けた時などはライダーが素早い加速が欲しいと判断し、アクセルを開けた瞬間に設定した増量噴射以外に非同期で加速噴射を行います。
レーシングキャブの「加速ポンプ」と同じような働きが設定出来ます。
リアルサーチ機能
エンジンを始動した状態でパソコンまたはスマートフォンと接続出来ます。動いているエンジンの情報はリアルタイムにパソコンまたはスマートフ
ォンの画面に反映されます。読み取っている回転数/ スロットル開度が、燃料噴射マップグラフのマスに反映されその部分が光る事で調整箇所が
明確になりセッティング時に非常に便利です。
エンジン温度表示機能付き リアルタイムモニター ■レブリミット機能
エンジン温度表示機能付きリアルタイムモニター
パソコンまたはスマートフォンの専用ソフトにはリアルタイムモニター機能があります。セッティングにとても便利なタコメーター画面やスロットル開度グラフ画面に加えエンジン温度、インジェクターの燃料噴射率もデジタル表示します。
レブリミット機能
エンジン回転数の上限を設定出来ます。リミッターカットとは別に独立した機能なので低い回転でも設定が出来ます。チューニングエンジンのレブ対策や、馴らし運転などエンジン回転数を上げたくない時などに有効に使えます。
ピットレーンリミッター機能 ■リアルタイムMAPチェンジ機能 ■タコメーター出力サービス線
ピットレーンリミッター機能
上記レブリミット機能とは別にサーキットのピットレーン速度規制等でエンジン回転を上げたくない場合、本体のスパイラルチューブ内の白線にスイッチを接続しボディーアースする事でスイッチON 時のみリミッターを作動させる事が出来ます。※別途スイッチが必要です。
リアルタイムMAPチェンジ機能
FIコンTYPE-X内部にMAP1/MAP2、2組のMAPを書き込みできます。レーシングモード、ツーリングモード、燃費運転モードなどを切り替えて運用される事を想定しております。 ※別途スイッチが必要です。
タコメーター出力サービス線
本体のスパイラルチューブ内の紫線に1 回転1 パルス5 ボルトが出力されます。
弊社では、モンキー125(JB02)専用タコメーターキットがあります。
専用キットを装着する場合、タコメーター出力サービス線は使用しません。
弊社製汎用タコメーターを装着する場合、取付けステーが必要となると共にハーネスを加工し、メーター電源を接続する必要があります。
■動作確認済み弊社製汎用タコメーター
ミディアムDNタコメーター(05-05-3210)
Φ48スモールDNタコメーター(オレンジ)(05-05-0016)
Φ48スモールDNタコメーター(ホワイト)(05-05-0035)
ミディアムLCDスピード&タコメーター(05-05-0028)
ブルーLEDタコメーター(05-05-0004)
ブラック&グリーンタコメーター(05-05-0014)
※取付け出来ない弊社製汎用タコメーター※正常に作動しません。
スーパーマルチDNメーター(05-05-0811)
ラージLCDαスピード&タコメーター(09-01-0057)
ミディアムLCDαタコ&サーモメーター(09-05-0144)
■注意事項/ダウンロードサイト
※弊社製エンジンパーツ装着車用です。他社製エンジンパーツとの併用は行わないで下さい。エンジン不調や故障の原因となる恐れがあります。
※社外品のH.I.D キットや他社製LEDヘッドライトやフォグランプ類は、絶対に同時装着しないで下さい。
バラスト/インバーター(電圧変換装置)からデジタル回路に悪影響を与える高電圧ノイズが出る物が有り、製品故障や動作不良の原因となります。
※ヘッドライトON/OFFスイッチ、社外品点火装置の同時装着は行わないで下さい。
FIコン TYPE-eおよびTYPE-Xのご使用には下記条件に適合したパソコンもしくはスマートフォンが必要になります。下記条件をご用意頂けない場合はご使用になれません。
又、ソフトやアプリのダウンロードが必要になる為、インターネットに接続されている必要があります。アプリの場合、車種別データが有料となります。予めご了承下さい。
■FIコン TYPE-eおよびTYPE-X使用環境 パソコンの場合
Windows11
Windows11のWindows標準ドライバー(スタック)と通信が可能。
(内蔵アダプタでも使用可能です。)
※必ずWindows標準ドライバー(スタック)でお使いください。他のスタックでの接続につきましてはサポートしておりません。
Windows10(April 2018 Update(1803)以降)
同様の方法で接続できます。
Windows7/8/10(April 2018 Update(1803)前)
パソコンにBluetooth が内蔵されているか別途外付けBluetooth アダプタが必要です。Windows 標準のMicrosoft 社製Bluetooth ドライバー以外は接続出来ません。
※以前に販売されたFIコンTYPE-e、FIコンTYPE-Xの一部は、Windows11に対応していません。また、Windows10(April 2018 Update(1803)以降)のWindows標準ドライバー(スタック)で通信を行うことができず、指定の外付けBluetoothアダプタが別途必要になります。
詳しくは弊社ホームページでご確認下さい。
【参考】Windows11対応ロット確認方法
FIコンTYPE-e、FIコンTYPE-X本体にロットを識別可能な様に、レーザーマーキングされております。DG、DH、DI、DJ、DK、DLおよび1文字目がF以降の表記(アルファベット順)はWindows11対応です。
■FIコン TYPE-eおよびTYPE-X使用環境 スマートフォンの場合
対象:iPhone4s以降 iPad第3世代以降 iOS9以上 弊社専用アプリのインストールには、AppStoreに接続する必要があります。
対象:Andoroid、Andoroid端末 Bluetooth内蔵 バージョン4.2.2以降 弊社専用アプリのインストールには、Google playに接続する必要があります。
※無料のアプリをインストール後、アプリ内で有料の機種データの購入が必要です。
■ダウンロードサイトはこちら
ダウンロードサイト